父の病気をきっかけに出会った官足法という足揉み健康法。
それに見事にハマった2018年から足掛け4年の昨年2022年、
官足法倶楽部の認定講師になりました。
自分や家族、周りの大事な人に元気でいてほしいという気持ちから認定講師になるにまで至ったので、少しずつ足もみの輪を広げるべく、続かない人に向けてざっくりとポイントをお伝えしていきたいと思います。
官足法とは
官足法とは
戦後、台湾の官有謀という方が提唱された足もみ健康法です。
官有謀先生ご自身のものも、現役の講師の方々のものも
たくさん本が出ているので詳しい説明はそちらにお任せいたしますが、
要は、
心臓から一番遠く、一番重力の被害に遭っている足先に詰まっている汚れを
押して潰して流して健康な血流を促して
自身の持つ本来の免疫部隊や各臓器、器官にしっかり働いてもらおう、
そしたら病気にならないし不調も治るよ
というもの。
足つぼ療法や足もみマッサージなどたくさんありますが、何が違うって、とにかく痛い!
バラエティの罰ゲームで見るあれ!実はかなり体に良いんです!
この痛さもまたポイントだったりしますが、どこまでやって大丈夫なのか心配というお声も聞きます。基本的には問題ないのでどんどん揉みましょう!
続かない人のための超ざっくりバージョン
まず、食後1時間は揉まないようにしてください。
胃で消化活動中なので、血液が胃に集結しています。
そんな中揉むと消化不良を起こすこともありますので。
左足から行います。(効果がより現れやすいと言われています)
この流れでほぐしておくと、潰した老廃物がより流れやすくなるので、
まずこの順番でもみもみ。
上下リンパのところはグリグリと。
くるぶしから膝までは、ポイントでなく
くるぶしから全部揉み上げるという感じです。
*上下リンパの反射区はこの辺り。写真の状態で足先だけ上げたときに◯のあたりに指がグッと入る窪みのところです。
①腎臓 → ②輸尿管 → ③膀胱 → ④尿道
排泄ゾーンです。①②の写真は右足ですが、左足の同じ個所から始めてください。
ゴミ処理場やその周りの道がゴミで溢れていたら処理場が機能しないのと同じで、この排泄ゾーンが老廃物で阻害されていたら、体中の老廃物が外へ出ていく術をなくしてしまいます。
しっかりモミモミモミ。
指も足も裏のみでなく甲側も横っちょも揉みます。
大事なのは余すところなく。
押して潰して流した老廃物は移動します。
揉んでいないところがあるとそこに溜まって沈んで固まって新たな不調の種に。
余すところなく!です。
足全体 甲もかかとも横っちょも揉んだら、
くるぶしのところからふくらはぎ、膝、膝上、ふとももまでもみ上げていき、
最後に鼠径部のところをグリグリと押しといてあげれば終わりです。
同じ要領で右足も。
時間にして片足15分ほどを目安に。
続かない人は5分でも構いません。
続くならもっとやっても良いです。
揉み方は、ツボ押しみたいな棒があれば自分の体重を乗っけてグッと押して潰す、みたいな感じですべての場所を押していくも良し、棒がなければ手で揉むでも、足つぼマットがあればそれを踏むでも、これまたなんでも構いません。
もちろん、正しい揉み方はあるのですが、ただでさえ血流が滞りやすい足ですので、
毎日少しでも揉むならなんでも良いと思っています。
大事なのは毎日続けること。
正しいやり方や最短で効果を!というのは、続けられると確信してから。
毎日続けることです!!
老廃物を潰して押したら、掃除のときに水で流すみたいに、
お白湯を飲んで流しましょう。
30分ほどかけて500ml以上飲むのが良いとされています。
が、夜揉んで500mlも飲むと夜中のおトイレが不安、、、
などありますので無理をしない程度で。
ただお水はNG。
せっかく温まって広がっている血管が冷えて縮んでしまいます。
他の飲み物も腎臓のお仕事がムダに増えるのでNG。
お白湯で!
私は大きなマグカップ一杯くらい飲んでいます。
ざっくり足もみ ポイントのおさらい
・食後最低1時間は揉まない。
・左足から
・排泄ゾーンはしっかり
・満遍なく
排泄ゾーンも写真に範囲をざっくり書き込んでいますが、ピンポイントでなく、その辺り全部という感じで揉みます。
・終わったらお白湯を飲む。
不調な人の足を触らせてもらうと、必ずと言ってよいほど排泄ゾーン、特に腎臓の反射区のところに『詰まっている感じ』があります。
どんな症状、病気の人にも必ず最初に揉む部分になりますので、ぜひぜひやってみてください。
官足法を続ける理由
2018年8月、E型肝炎で父が他界しました。
それを皮切りに、身近で健康に関していろんなことが起こり、私もそんな年になったのだなと実感する今日このごろ。
この数年で思うことは、国の制度やお医者さんに自分の命の責任を押し付けるのではなく、基本的には自分で責任を持ちたい。
というか持つべきなのだろうということ。
自分に責任を持つことができるだけの知識や行動が必要であるということ。
とはいえ今さら難しいことは頭に入る気がしないので、日々のこつこつの予防をと思う次第です。
官足法で父の足を揉み始めたのは、多臓器不全と宣告されてから。
焦って誰でも良いから助けてほしいと思っていたときに出会ったのが官足法でした。
素人の完全な我流だったことと、
始めたのが遅すぎたことで父には間に合わなかったけど、
それから3ヶ月も頑張ってくれた父を見ていた私と母は官足法の効果を実感し、
入院当初から揉んでいれば絶対治っただろうと確信すらしています。
もちろん母も今でも毎日自分の足を揉んでいます。
自分で感じる変化は数知れず。母も私もコロナどころか風邪すらこの5年間無縁です。
父がくれた官足法との出会いを、必要としている人に広めたいと思いました。
これから、少しずつ自分で感じている効果もご紹介しながらお伝えできればと思います。
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